VITA BOOK

人生を旅するブログ

シドニーのラーメン

ラーメン屋「一究」の"とんこつ焦がしニンニクラーメン"

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海外で生活していると、どうしても日本食が恋しくなります。

そんな時でも、オーストラリアのシドニーには日本食を提供しているお店は多く、食事の面でも充実した生活を送ることができるのが、この街の魅力の一つではないでしょうか。

数ある日本食レストランの中から、今回は「ラーメン」を紹介したいと思います。

シドニーには、ラーメン屋さんが数多く存在し、どこに行けばいいのか迷ってしまうくらいなので、とりあえず個人的にコスパ最強のラーメン屋さんを紹介します。

そのお店の名前は「一究」。

数あるお店で食べてみて、最も美味しいと思ったのは「chacobar」であり、つけ麺が美味しかったのは「めんや」。そして、最もハズレがなく安定して美味しいラーメンを提供しているのは「ずんど」であり、二郎系のがっつりしたラーメンを食べたければ「翁さんラーメン」と、図々しくも勝手に思っているのですが、今回はそれらのお店の紹介は割愛させていただきます。

では、なぜ最初にこちらのお店を紹介するのかというと、
"替え玉が無料"しかも"何度でも"
という、シドニーという物価の高い国では画期的なシステムを採用されているからです。(2016年8月現在)

この街でのラーメンの平均的な値段は14ドルほどであるのですが、このお店のスタンダードなラーメンは1杯13ドルほどで、トッピングなしのシンプルなラーメンであればなんと6ドルほどで食べることができます。そして、その値段にもかかわらず美味しい。

もちろん、立地もいいです。
市内のチャイナタウンには、フードコートが3つあるのですが、そのうちの一つ、建物の3階にあるフードコートの一角に、こちらの素晴らしいお店はあります。

シドニーに来たばかりで、仕事もしてなく、物価も高いのでひもじい思いをしているシドニービギナーには、神様仏様のようなラーメン屋さんです。

ラーメン大好きな、オーストラリア人の友達も「マジで一究は最高にクールな店だぜ!」と言っているので、訪れてみて損はないと思います。

日本とオーストラリアでは、水も違うし、豚肉も臭みが強い印象なので、正直美味しいラーメンを作るのは難しいのか、日本のような品質のものを食べられるお店は多くはないのですが(14ドルも払ってこの味か・・・・・・と思ってしまっているところもありますが)、このお店のラーメンはオススメできます。

シドニーで生活している皆さん。是非一度ご賞味あれ。

Adress
Shop F1A, Level 1, Sussex Centre, 401 Sussex Street, Chinatown, Sydney, nsw



外国で生活し、思うこと。

写真 セントメアリー大聖堂
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住み慣れた母国を飛び出して、慣れない異国の地で生活する。
この言葉に、憧れを抱く人も少なくはないでしょう。

海外で生活することになった人には、それぞれ理由があると思います。
会社の命によって、仕方なくきた人。旅をしていたら、その国のことが気に入って、そのまま住むことになった人。そして、何かを変えたくて、自分のやりたいことを実現するためのプロセスのひとつとしてきた人。本当に人それぞれです。

その中で、やはり一番多いのは、現状を変えるための手段のひとつとして、見知らぬ土地に身を置くということを選んだ人だと感じます。

自分は今、賛否両論ある「ワーキングホリデー」という制度を使って、オーストラリアで生活しており、そのような状況だからこそ、周りには「自分を変える」という意思を持って生きている人と多く出会うのだとは思います。

ただ、やっぱりこれも当然のことなのですが、そんなに簡単に自分なんて変わりません。海外に来たくらいで変わるような自分なら、近所に新しくできたおしゃれな居酒屋やカフェに行ったって変われるでしょう。

そこで大切なのは、何をやるために海外に来たのかということです。

その目的は、千差万別であり、他人からしたら大きなことだったり、はたまたごく些細で小さなものであるのかもしれません。
でもそれが、他の人からとやかく言われたとしても、しっかりとした意思、目標を伴っているものであれば、胸を張っていいと思います。

自分の夢は、自分が経験したことを少しでも他の人の人生の手助けになる形で伝えたいということであり、その方法として、英語の教師になることが目標です。

なぜ教師なのかというのは、両親が共にその職業についており、最も身近にあった仕事であるというのも理由の一つですが、メディアなどの伝達手段よりも、より直接的に物事を教えることができ、なおかつその対象も、社会に出る前の最も吸収率が高く、可能性に満ちた子供達だからです。

そして英語という科目は、学校で学ぶ教科のうち、最もその人の可能性を広げてくれるものだと思っているからです。
英語に限ったことではありませんが、他の国の言語を学ぶことで、自分が生きることができる世界が一気に広がります。

例えば、日本で飲食の仕事を選び、自分のお店を持つことは大変競争率が高く、なかなか厳しい世界だとは思いますが、オーストラリアという国ではまだまだ飲食産業は発達しきっているとは言い切れないところなので、日本では普通とされているようなレベルの食事を提供できれば、日本でやるよりはだいぶ成功する確率は高くなると思います(そこには確かに運や相当の努力も必要ですが)。
自分の経験してきたレベルでは、まだまだ説得力のある例えは提供できないかもしれませんが、それでも世界の共通言語とも言われる英語を学べば、その人の生きる選択肢は大幅に広がるでしょう。

自分は、まだ27年間しか生きてはいませんが、学生生活や就職活動、そして社会に出てからの数年間、それでも様々な人に出会い、そして、本当にこれでいいのかと葛藤する人、何かを変えたいけどどうしたらいいのかわからず何となく目の前の仕事を続けるしかなく苦悩する人、そもそもやりたいことがなく将来に希望の持ちようがない学生たち。

僕は、その人たちに可能性を提示したい。だからこそ、異国の地に赴き、様々な人と出会うことによって、人生の多様性を学びに来ているのです。

生き方というものは、なかなかぴったりとした答えというものがないものではありますが、それでも、何かを選択するときの手助けとなるようなものは、見つけることができると思います。

だから僕は、このブログを通して、誰かが決断しなくてはいけない時に必要な判断材料を示して、海外で生きるという選択肢も含め、可能性を広げていけたらなと思っています。

外国で生活するという道が見えることによって、より日本にいることが良いと感じられる人もいるでしょう。海外に出たからといって、それがすごいことであるなんてことは一切ありません。

ただ、自分も含め、みなさんが、可能性を感じられる生き方が見つけられたと思っています。

長くなったので、ここら辺で終わりにします。

それではみなさま、良い1日を。



始まりのシドニー

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僕は今、オーストラリアのシドニーという街に住んでいます。

この街に初めて来てから、早くも2年が経とうとしており、いろんな人や風景に出会いたくて会社を辞めて飛び出した、あの頃の自分が思い描いていた生き方には、まだまだたどり着けていない自分だけれども、そこそこ成長はしたとは思えています。

世界を旅する前の準備として、資金集めと語学学習のためにオーストラリアという国に来ることをあの時の自分は選びました。
最低賃金は一時間あたり17ドルほどと高いけれど、実際にその法を守っているところで働くのは簡単ではないという現状。
オーストラリアの人たち(特に田舎のおっちゃん)が話す英語のなまりの強さに、とりあえず笑っとけみたいな感じになってしまって落ち込む日々。

そのような、あまり想像してなかったことに出会いつつも、なんとか生きてこれたこの2年。

そこで学んだことを、少しでも伝えたい。そして、イヤイヤ私はこうだよって感じでツッコミを入れてもらうことで、情報を共有したい。

その思いを持って、このブログを始めました。

オーストラリアの生活だけではなく、10月ごろからは世界の様々なところに行くので、そこでの情報も伝えられたらと思います。

それではみなさま、よい1日を。